WordPressの魅力のひとつは、豊富なプラグインですよね。プラグインがあれば、私のようなCSSやPHPの知識がない素人でも多くの機能が実装できます。コーポレイトサイトを作るにあたって、特に役立ったプラグインをいくつか紹介します。
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サイトのバックアップに Updraft Plus
個人ブログでもそうですが、コーポレイトサイトとなると、バックアップは必須ですね。Updraft Plusが使い勝手良かったです。
無料版で試したあと、10ライセンス版のBusinessを導入しました。本番環境とテスト環境にインストールして使っています。
Updraft Vaultとという1GBのオンラインストレージ領域がついてくるのですが、コーポレイトサイトのフルバックアップだと、すぐにいっぱいになってしまいます。容量拡張の有償オプションの案内がしょっちゅう表示されるのですが、WordPressをインストールされているレンタルサーバ上にもバックアップデータがあるので、Updraft Vaultは、レンタルサーバに何かがあったときの保険程度に考えて、特に対処していません。
ユーザーの権限を細かく設定できる User Role Editor
WordPressのユーザー権限を細かく設定できるのが、 User Role Editor です。
WordPressには、デフォルトで5つの権限グループ(管理者、編集者、投稿者、寄稿者、閲覧者)がありますが、権限の組み合わせをカスタマイズしたいときに使います。
私が関わったコーポレイトサイトでは、全権割り振られている管理者と、投稿と固定ページを作成できる編集者、閲覧するだけの閲覧者の3権限で運用しています。
投稿や固定ページの公開前の事前チェックは、一旦、非公開で記事を作成するのですが、事前チェック役に割り振る閲覧者は、デフォルトでは非公開の記事を閲覧できません。そこで、User Role Editorを使って、閲覧者に非公開記事の閲覧権限を付与して対応しています。
URLへのアクセスを他のURLに変換 Redirection
URLの宛先を変換するリダイレクト。この機能のプラグインが、 Redirection です。
コーポレイトサイトのリニューアル時に、新しいサイト構成では、存在しなくなってしまうURLを新しいサイトのリンクに割り振る為に使いました。また、LIQUID PRESSのような、言語切り替えで相手言語と同じ記事に切り替えてくれるような多言語サイトで、日本語版記事はあるけど、英語版記事がない場合にも、この機能で、親ページなどの適切なURLに変換してあげたりしています。
メンテナンス中に表示で知らせる WP Maintenance Mode
サイトのリニューアルなどで、ユーザーにアクセスさせたくないときにつかうのが、WP Maintenance Modeです。
サイトリニューアルが終わるまでの間、一時的にユーザーのアクセスを止める際に利用しました。WordPress管理メニューにアクセス権限があるユーザーを除外(アクセスできるように)することも出来るので、リニューアル中に、内容を確認してもらうことが出来ます。